夢座以来、サイト間でも懇意にさせていただいている冬桃先生
（江戸川乱歩賞作家／山崎洋子先生）が、ご自身のサイトの（秘密の？）
掲示板で、私宛にアルジャーノンのご感想を下さいました。
とても素敵な内容だったので皆さんにもお見せしたく、
ひらたでーたに頂けるようお願いしましたら、快くＯＫ下さいました！
冬桃先生に大感謝です。そして、素敵なご感想に感動です。
☆えみにゃんさん
というわけで、えみにゃんさんと会えなかったのは残念だったけどお芝居は
大満足。久しぶりに心をわしづかみにされました。一部は淡々と進む中にも
凄い緊迫感が漂い、せりふのどれひとつとしていい加減には聞けませんでした。
夢座のように普段演劇を観ないおじさん、おばさん観客の多い芝居は、せりふを
聞きやすくしなければもちません。けれども若い演劇ファンが多く来る芝居は
せりふが冗舌で機関銃のように発射され、ともすれば疲れてしまいます。
ところが「アルジャーノン」は演劇ファンに支持されている芝居であるにも
かかわらず、無駄のない、切れのいい、そして聞き取りやすいせりふで、
作り手の傲慢ではなく「観客第一」の姿勢を感じて嬉しくなりました。
休憩時間に今回二度目の観劇というＤさんと、そんなことを色々お喋りさせて
いただいたのですよ。
二幕目は自分自身のトラウマを掘り起こされているようで、辛いというより
恐怖でした。この有名な芝居をこれまで観なかったのも、たぶんそういう内容
であることを薄々感じていたからです。
そしてラスト、泣かないですんだ、よかった、帰ってからゆっくり……と
思ったのもつかのま、大ラスのテープからの声で「アルジャーノンに花束を……」
のせりふでいきなり涙が溢れ、人前で泣くのが嫌いな私もついにハンケチの
お世話になってしまいました。
右隣ではＴさんがとっくに泣きむせんでるし、左隣では五大さんがやはり
ハンケチ女と化しています。楽屋へ行って平田さんの姿を見たとたん、
また涙が出てしまって……。
平田さんではなくチャーリーを見たような気になってしまったからでしょう。
それほどすばらしい演技でした。いい舞台でした。平田さん、役者冥利に尽きる
お仕事だったでしょうね。
あとで日記にも書きますが、みんなに観ていただきたい舞台です。
某プロバイダーN社ご担当者様よりご感想を頂きました！
I 様
知恵遅れと天才、進歩と退行、過去と未来、自由と束縛、愛と憎しみ、希望と絶 望、そして幸せと不幸。
これを彼の人生をとおして激しい振幅で観せられ、引き込まれ、脳に直接たたき 込まれました。狭い世界で日常生活をしている私の脳にとって、大変な刺激とな るお芝居でした。（決して非現実的なことではなくて、次元は違っていても、身 の回りに起きている出来事と同じだから刺激を受けるんでしょうね）
舞台も脚本も演出も、そして役者さんも、すべてが縦横無尽につながって、ひと つの「作品」として完成していたと思います。
このようなすばらしい作品を観せていただけたすべての役者さん、関係者、 そしてこの作品を観るきっかけを作ってくださった、えみにゃんさんに感謝です。
Ｋ様
本格的な演劇を観るのはこれが初めての経験でしたが、とても楽しめました。
現実と幻想、過去と現在を同一の空間で表現できるのは演劇ならでは、ですね。
狭い舞台、最小限の小道具で変幻自在に時間や空間を表現できるのに驚きました。
一枚の扉、一枚のカーテンが幾通りもの意味をもったり…。
それから、平田さんの演技も、チャーリーの変化の度合いが、これが同一人物 とは思えないくらいに劇的でした。平田さん演じるチャーリーが素敵だったのは もちろんですが、最後、会場の拍手に包まれたときの平田さんの充実した表情が、 なんともいえないくらいよかったです。
えみにゃんさん、関係者の皆様、素敵なお芝居をどうもありがとうございました。
（江戸川乱歩賞作家／山崎洋子先生）が、ご自身のサイトの（秘密の？）
掲示板で、私宛にアルジャーノンのご感想を下さいました。
とても素敵な内容だったので皆さんにもお見せしたく、
ひらたでーたに頂けるようお願いしましたら、快くＯＫ下さいました！
冬桃先生に大感謝です。そして、素敵なご感想に感動です。
☆えみにゃんさん
というわけで、えみにゃんさんと会えなかったのは残念だったけどお芝居は
大満足。久しぶりに心をわしづかみにされました。一部は淡々と進む中にも
凄い緊迫感が漂い、せりふのどれひとつとしていい加減には聞けませんでした。
夢座のように普段演劇を観ないおじさん、おばさん観客の多い芝居は、せりふを
聞きやすくしなければもちません。けれども若い演劇ファンが多く来る芝居は
せりふが冗舌で機関銃のように発射され、ともすれば疲れてしまいます。
ところが「アルジャーノン」は演劇ファンに支持されている芝居であるにも
かかわらず、無駄のない、切れのいい、そして聞き取りやすいせりふで、
作り手の傲慢ではなく「観客第一」の姿勢を感じて嬉しくなりました。
休憩時間に今回二度目の観劇というＤさんと、そんなことを色々お喋りさせて
いただいたのですよ。
二幕目は自分自身のトラウマを掘り起こされているようで、辛いというより
恐怖でした。この有名な芝居をこれまで観なかったのも、たぶんそういう内容
であることを薄々感じていたからです。
そしてラスト、泣かないですんだ、よかった、帰ってからゆっくり……と
思ったのもつかのま、大ラスのテープからの声で「アルジャーノンに花束を……」
のせりふでいきなり涙が溢れ、人前で泣くのが嫌いな私もついにハンケチの
お世話になってしまいました。
右隣ではＴさんがとっくに泣きむせんでるし、左隣では五大さんがやはり
ハンケチ女と化しています。楽屋へ行って平田さんの姿を見たとたん、
また涙が出てしまって……。
平田さんではなくチャーリーを見たような気になってしまったからでしょう。
それほどすばらしい演技でした。いい舞台でした。平田さん、役者冥利に尽きる
お仕事だったでしょうね。
あとで日記にも書きますが、みんなに観ていただきたい舞台です。
某プロバイダーN社ご担当者様よりご感想を頂きました！
I 様
知恵遅れと天才、進歩と退行、過去と未来、自由と束縛、愛と憎しみ、希望と絶 望、そして幸せと不幸。
これを彼の人生をとおして激しい振幅で観せられ、引き込まれ、脳に直接たたき 込まれました。狭い世界で日常生活をしている私の脳にとって、大変な刺激とな るお芝居でした。（決して非現実的なことではなくて、次元は違っていても、身 の回りに起きている出来事と同じだから刺激を受けるんでしょうね）
舞台も脚本も演出も、そして役者さんも、すべてが縦横無尽につながって、ひと つの「作品」として完成していたと思います。
このようなすばらしい作品を観せていただけたすべての役者さん、関係者、 そしてこの作品を観るきっかけを作ってくださった、えみにゃんさんに感謝です。
Ｋ様
本格的な演劇を観るのはこれが初めての経験でしたが、とても楽しめました。
現実と幻想、過去と現在を同一の空間で表現できるのは演劇ならでは、ですね。
狭い舞台、最小限の小道具で変幻自在に時間や空間を表現できるのに驚きました。
一枚の扉、一枚のカーテンが幾通りもの意味をもったり…。
それから、平田さんの演技も、チャーリーの変化の度合いが、これが同一人物 とは思えないくらいに劇的でした。平田さん演じるチャーリーが素敵だったのは もちろんですが、最後、会場の拍手に包まれたときの平田さんの充実した表情が、 なんともいえないくらいよかったです。
えみにゃんさん、関係者の皆様、素敵なお芝居をどうもありがとうございました。
