初回はなんの予備知識もないまま観に行きまして、バトーと少佐（草薙素子）の関係、バトーとトグサの関係がよく分からず仕舞いだったのですが、息を飲むほどの映像に包み込まれてとても作品の持つ重さだけはひしひしと感じることは出来ました。
科学的な台詞、哲学的な言葉がとび交う中、ふっと聞こえてきた平田さんのお声は実に人間味溢れていてそれまでの緊張感がふわーっと柔らかい空気に変わりました。
2度目は「攻殻機動隊」と前作劇場版のビデオを観てにわかにお勉強してから観に行ったので初見の時より少しは理解できたかなって感じです。
そしてこちらで平田さんの役名が「コガ」だと知りましたので、あのボートハウスでの無惨な殺人現場で石川が「コガは夕飯に食べたツナサンドと再会してから〜」と言っていたのを聞いて、コガは優秀だけれどもまだ若くて経験は浅いのかな、と勝手に人物象を想像しました。
それで、だからあの捜査会議のシーンでのほんわかした口調に繋がるのかなとまた勝手に納得してしまいました。
平田さんのご出演シーンはわずかではありますが作品の中でしっかりとコガの役割を果たしてらっしゃるなーって感心致しました。
わたしの頭では理解不能ではありますが、とても好きな雰囲気を持つ作品でした。
テーマ曲も素敵でしたね。聞いていて思わず・・涙でした。
スクリーンで観て大正解の作品でした。（平田さんに感謝です♪）
観てきましたー！攻殻機動隊も好きですし、平田さんがご出演とあらばなんとしても観なければと。
イノセンス、攻殻機動隊の世界。科学が進み人間とサイボーグ、命、存在、自分が自分である証拠、記憶。その全ての基が不確かなものになっている中、どこまで自分という存在を見失わずに生きるか。
球体人形、CG、音楽。「不思議」とはちょっと違う、地に足がついていない不安感。「浮遊感」的とでも言いましょうか。そんな感じがしました。すごく好きです。
とてもシリアスで気を張り詰めて観ていましたら、平田さんのご登場！はっ、と緊張が解けました。「考える」から「感じる」という転換へ。枷が外れたように頭がすっきりして、映画を「楽しむ」ことができました！
答えのない問題（世界）に足を踏み入れた映画。噛めば噛むほど味が出る。そんな映画だと思います。
イノセンス自体に興味があったので少し掲示板が寂しいなーと思い、えみにゃんさんのお言葉に甘えて、感想という形で書き込みさせて頂きます。
あ、でも勿論平田さんが出演される事は前もってここで情報収集致しました（笑）
確かに、内容としては重たい上に暗い、その上訳判らない言葉が飛び交う作品ではありますが、私としてはいろんな人に観て欲しいなーと思えるものです。
映像美に驚いても良いし、平田さんのコガ刑事役以外の出演場面を探しても良いし（･･･コレは確かめなければ･･･）。
でもきっとそれ以外にも何か心の中に残るものがあるんじゃないかなと思います。
物凄く内容が濃いので全てを把握するのは困難ですが、根幹にあるものは『愛する者が傍にいなくともその存在だけで満たされる』という事のような気がします。
実は恋愛映画としても通用するんですよ、イノセンスって。
こういう心理って凄いなーとも思うけど、でも切ないなーと。いつか私にも判る日が来るんでしょうかねー･･･。
そして今度こそ平田さんのコガ刑事役以外での場面を見つけ出してやりたいと、最後に平田ファンとして思うのでありました。
何やらお言葉に甘えすぎなのでは･･･と申し訳ない気持ちがあるんですが、温かい目でどうか（苦笑）
『イノセンス』での平田さんの役名は他では発表されていないようですが教えて頂くことが出来ました。
「コガ」です。この「コガ」刑事の設定が『イノセンス＆攻殻機動隊コンプリートブック』（宝島社）に載っています。
それによればこの「コガ」刑事は捜査会議の他にももう一箇所出てきたらしいのですが私は未確認です。汗
コガ刑事の他にもご出演場面があるそうですが役名もなく台詞で分かるという感じではないのかも。一回観たのにその時に私は気付くことが出来ませんでした。もう一度観に行って確かめたいと思っています。
平田さん的にはたくさん出ていらっしゃるわけではないのでご感想も難しいですよね。もちろん『イノセンス』という作品のご感想でＯＫですので鑑賞された方は気軽にご感想をお書き下さいませませ。
私も観てきましたｖ
思いっきりよく、『イノセンス』は『イノセンス』だけの映画だと思ってた人です。すみません！！
『攻殻機動隊』だったのですね。でも、『イノセンス』だけでもとても楽しめました。
平田さんの御出演はどこかなぁｖｖとそりゃもう楽しみにしていたのですが、やっぱり九課の捜査状況の報告の場のところしか分かりませんでした☆
他にもあるのかしら？
私もＹＵＫＩん子さんと同じく秦さんをちょっと思い出してしまいました。
でも、こう最後の方の「じゃあ決まりですか。」な言い方がとても好きだったのです。
ちょっと、投げやりなような感じもしつつ、軽いような感じもしつつ、ああ、彼にとってはそうなんだなぁ。な感じがしたので。
淡々と仕事をこなしているような感じがして、仕事と私生活をきっちり分けているタイプじゃないかと。←あくまで、感想ですから。（苦笑）
内容がすごく重い中、平田さんのお声でホッと肩から力が抜けた感じがしました。
こういうのもファン心理なのかもしれませんが。（苦笑）
デジタルとアニメの違和感もなく、画像がすごく綺麗でリアルで、さすが、押井監督。と思いました。
特に人形の動きは凄かったです。こう、作られていく過程はとても綺麗なんですけどね。
ストーリー的には、怖い世界だな。と思いました。
機械化が進むことは、果たしていいことなのでしょうか？
人が人に介入できてしまう世界は怖いです。
それと、同時に、人の身勝手さがあったようにも思えます。
私的には時間軸の歪み的なところが面白かったかな？
突破口がここにあるとは思わなかったので。（トグサさん、ごめんなさい。）
音楽も耳に残る音楽でしたね。
哲学的な部分も多くて、正直、どこまで私が汲み取れているのかは分かりませんが、少佐がなぜ、消えてしまったのか？少し違う見方で私は見てしまったように思います。
たぶん、前作を見たらまた違う感想を持つのかもしれません。
でも、視点の多さがあるのは面白いなぁ。と思いました。
特設掲示板に書くのは初めてなので緊張しますが本日見てきました。アヤさんのようにうまく書けないと思いますが．．
公開前からこの映画は楽しみにしていました。以前の「攻殻機動隊」を見ていないので、話がわからなかったらどうしよう．．と心配でしたが十分楽しめる映画でした。
アヤさんのおっしゃるように平田さんの役は警察で言うところの通達官（？）といった感じの役でした。
思わずＷＸVパトレイバーの泰さんを思い出してしまいました。声のトーンもそっくりだったので。
非常に絵もきれいでしたし、音楽も良かったのでぜひまた見に行こうと思っています。
作品自体とてもハマッてしまったので帰宅後に公式サイトへ行きスクリーンセーバーをＤＬしてしまったほどです。
あまり良く書けず映画自体の感想になってしまいましたがこれでよかったでしょうかねえ．．．？（苦笑）
アヤナさん、最初に書き込むのは初めてとのことですが
とっても良い感じのカキコですよ！
一番乗り有り難うございます♪
私も観に行ったら書きますね。
ご覧になった皆さん、書き込み宜しくお願いします♪m(_ _)m
一番のりで、すか…？どうしましょう。緊張します。大丈夫かな…。
イノセンスは予告の時点から楽しみでしたが、平田さんがご出演なさるということで、どのシーンに出るのかという楽しみと期待を胸に、本日観てまいりました。
ご出演はあまり多くないとありましたが、ワンシーン（というのでしょうか）だけでした。捜査状況の報告の場のようなシーンで。映画の内容が内容なだけに、正直言って平田さんの演じてらした役の台詞を100％理解出来たわけではないのですが、警察のような組織（九課）の中の人物だったと思います（当たっていれば）。暗い中で、捜査に上がって来た人物についての情報、事件上にあがっている組織の情報、犯罪者リスト等について、その場にいた数名に、スラスラと伝えてらしたので。ただ、顔がアップになっても口が動いていないので、誰だったのかはちょっとわかりません…。
平田さんの役が上司に言葉を遮られた時、焦った様にしていたのですが、役の顔は見えずとも声の調子でそういった感情を知ることが出来る、というのは流石だなぁと思いました。全く不自然じゃなかったんですよ。
イノセンスは、人間と人形の違いについて探っていくような内容でしたので、必然、哲学的な話になり孔子やデカルトや聖書等の言葉が頻繁に使われるんです。伏線が多いのか私の理解力が単に足りなかいのか、大まかなことは掴めても細部まではよくわからない、そんな映画でした。何度か繰り返し観ないとわからないなぁと思いました。あ、「人恋し」くなると言っていた方がいいたのですが、きっとそんな感じ、です。
でも面白かったですし、楽しかったですよ。平田さんの声も聴く事が出来ましたし。けれどどっちかというと大人向けだと思います。観ていた人、みんな成人しているようでしたし。イノセンスを観て、衝撃を受ける人もいるのではないかと思います。中身の濃い映画でした。
最初に書きこむのは初めてなのですが、こういった感じでよかったのかしら。心配です。
劇場公開版イノセンスの平田さんメインご感想レポートをお書き下さい。