＜ひらたでーた＞アニメ特集ページ第二弾は、平田広明さんの、ラジオドラマ初仕事だった『最遊記』です。 原作は峰倉かずや先生。月刊Ｇファンタジー好評連載中。2000年４月〜2001年３月までテレビ放送。 2001年夏、劇場版『幻想魔伝　最遊記　Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌』


　最遊記とは･･･中国の古典『西遊記』を現在風にアレンジした物語。孫悟空、玄奘三蔵、沙悟浄、猪八戒の 四人が、妖怪と人間とが共存する桃源郷の平和を取り戻すため、西域を目指して旅をしていくお話。 平田さんは沙悟浄役。エロ河童とか呼ばれたりするけど（笑）、むちゃくちゃルックスのいい二枚目。 女好きでヘビースモーカーで口も悪い、けど、めっちゃカッコイイ！！！

☆沙悟浄の活躍度（？）が高い回☆ 第４話「茜色の涙」 第14話「ふたりの約束」 第15話「紅の呪縛」 第16話「生者への賛歌」 第24話「紅の絆」 第36話「紅の花」 第40話「不機嫌な太陽」（捲簾） 第41話「静かなる波紋」（捲簾） 第45話「夜明け前」（捲簾） 第47話「戒罪」 ＊あくまでも管理人の主観で選んだものです。 （しかも捲簾をちょっと贔屓かも。笑） これ以外の回でも平田さん＠悟浄の良いシーンはたくさんあります。

注目！原作者・峰倉かずや先生からのお言葉を＜ひらたでーた＞に頂きました！
平田さんからのお返事も付けて頂いています。
こちらに！


『最遊記』資料
★桜庭晴野さんの『最遊記』レポート！
★最遊記について
★沙悟浄について
★平田さんの悟浄について
★悟浄と平田さん


[TVアニメ]『幻想魔伝・最遊記』
00/04/04〜01/03/27　毎週火曜日18:30〜19:00　テレビ東京系　全５０話

2001年夏
劇場版『幻想魔伝　最遊記　Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌』




『最遊記』資料
[ラジオドラマ『最遊記』]
「ラジオ最遊記〜笑ってSO-ICHIRO〜」（毎週日曜＝土曜深夜　1:30〜2:00　TBSラジオ）内で放送。
2001年春、ＴＶアニメ終了と共に終了。

[ＣＤ]
ドラマＣＤ『最遊記』第１〜９巻
（↑５巻からの初回版特典ボーナストラックとしてフリートークが収録されています！）
ＤＪ・ＣＤ『最遊記』第１〜３巻
　　　　　　　　　　　（ムービック／パイオニアLDC株式会社）
コミックＣＤ「華焔の残夢」「鏡花水月」「螺旋の暦」（エニックス）

[ビデオ・DVD]
第１巻（２話収録）　￥5250
第２巻（以降３話ずつ収録）　￥6300
以降全17巻　毎月発売予定（発売・販売／ムービック，販売協力／パイオニアLDC）
＊CD・ビデオ・DVDは通信販売でも購入可
　問い合せ先：メディア通販ムービック　（０３）３９７３−３３３２（月〜金10時〜17時）

[原作]
ＧＦＣ（Ｇファンタジーコミックス）『最遊記』（峰倉かずや／著・エニックス／発行・￥762＋税）
（第壱巻から第七巻まで既刊。）

[オフィシャルファンブック]
『ＴＶアニメ　幻想魔伝　最遊記　オフィシャルファンブック』（エニックス／発行・￥1429＋税）
オフィシャルファンブック１には５ページにわたって、声優座談会がカラーで。
オフィシャルファンブック２には声優コメント記事等が白黒で３ページ。

[「ラジオ最遊記〜笑ってSO-ICHIRO〜」ゲスト出演]
　ちなみに、平田さんのゲスト出演の日（00/1/28）の回のドラマは
マンガでは、第壱巻、第３話「Get square」でした。
00/10/29、２回目のゲスト出演をされました。

　原作者：峰倉かずや先生のご本人自作HPもあります。情報満載です。



「幻想魔伝　最遊記」に関する情報は、制作会社スタジオぴえろ公式ＨＰがオススメです。

スタジオぴえろ

ぴえろさんのＨＰからテレビ東京サイトへ飛べます。
また、夏の劇場版に関しては松竹ＨＰへ。



桜庭晴野さんの放送前『最遊記』レポート！

ＴＶアニメ放送開始前に、＜ひらたでーた＞常連の桜庭晴野さんが、＜ひらたでーた＞の為に、 平田さんメインな最遊記レポートを書いて下さいました！私も最遊記初心者なのでとっても勉強になりました。 　実は桜庭晴野さんが掲示板に次のようにカキコ下さったので、是非たくさん書いて下さいって お願いしちゃいました。（うふふ）

（前略、失礼します。）
あと、原作ファンが平田さんの悟浄をどう思っているか、書いてみたいと思います（ご本人が見る かもしれないのは…緊張です）
　私を含め、他のファンの方々の評価は良いです。もちろん、すべてのファンが納得する事は無い のですが、『平田さんの悟浄は納得いかない』という意見を訊いた事が無いので、これはすごい事 だと思います。はっきりいって、原作ファンの評価はすごく厳しいですからね（笑）そういった点 から考えると、評価は非常に高いですね。
　沙悟浄と言う男は、弱いです、はっきりいって。人情と男気があるのに良い所は他のキャラに 持っていかれるし。でも、カッコ悪いけど男らしいかっこいい人になろうとする姿がかっこいい です。軽い言動で、弱い自分を隠している感じで。だから、軽い部分と、びしっと決める所の メリハリと言うか声のトーンと言うかがポイントですよね。２巻はその辺りが特によいのですよ、 平田さんｖｖｖ
　まあこんな感じで、分かりにくくて、長くてすみません。（ちょっと書き足りない…･笑）

ではでは、本編↓へ！

◆桜庭晴野さんの『最遊記』レポート！◆

★最遊記について

　エニックス、月刊Ｇファンタジーに連載中の漫画で、原作者は峰倉かずや先 生です。かの有名な『西遊記』のお話を汲んでいる作品で、２月現在単行本 が５巻まででています。（その他いろいろ、画集とかもあります）
Ｇファンタジーの方で、現在隔月連載で『最遊記外伝』（前世のお話）も連 載されています。翻訳された『西遊記』を読むと、より世界観が深まるかも しれません。（キャラのイメージはくずれますが）


★沙悟浄について

　２２歳、１８４ｃｍ、７５ｋｇ、１１月９日生まれのＢ型です。
　根は真面目で、純情なのかもしれません。
実は４人の中で人気が薄いのですが、これは読者の年齢層がわりと低いせい かもしれません。大人の女性には人気が高く、原作者の峰倉先生も４人の中 で一番好きだとか。

　４人の中で、きっと一番弱いです。でもそれは優しさがあるからなんですよ ね。人情とか男らしさが強いあまりに、裏目に出てしまって。『情』にあつ いんですよね、だから人間らしい弱さが出てしまいます。
　変な言葉遣いでふざけたり、やたらと他人になれなれしくするのは、自分の 弱さを隠そうとするためではないでしょうか。

　過去話のさわりとしまして、悟浄のキーワードは『禁忌の子供』。あの紅い 髪や眼にも、その過去が隠されています。触覚はチャームポイント（笑）
外伝の前世の話では、『捲簾大将』という天界の西方軍の大将でした。


★平田さんの悟浄について

　『最遊記』がラジオドラマ化するにあたり、不安がありました。ご存知かも しれませんが、キャスティング変更がありました。初代は山寺宏一さんで、 平田さんは２代目なのです。だから、平田さんが悟浄役に決まったときに、 ファンの心配は大きかったようです。役者さんには大変申し訳ないことなの ですが、ファンは２代目の方と初代の方とをくらべてしまうきらいがあります。
　山寺さんの悟浄の評判が悪くなかっただけに、中途半端なキャスティングで はファンは納得しないと思い、平田さんを知らなかった私は、大きなバッシ ングがあるのではないかと考えていました。ところが実際に聴いてみますと、 すごく良い感じがしました、他の方ともバランスも取れていて。友人の反応 なども、大変よく、違和感が無くすんなりと受け入れられたようです。
　原作ファンの評価の厳しさを知っているだけに、私は平田さんの演技がいか に素晴らしいものかがわかりました。
　原作がつく作品では特に、個々のファンがキャラクターに対して自分なりの イメージを持っているので、それを演じる役者さんがすべてのファンから良 い反応を受けると言う事はありません。そういった点からも、平田さんの悟 浄がいかに多くの人に受け入れられているかが分かる気がしました。


★悟浄と平田さん

　悟浄は饒舌で、表情の変化がはげしいキャラクターです。お調子者というか …自分の本心を、明るく振舞ったりふざけたりする事で隠しますので。だか ら、ＣＤドラマという音だけの世界でその表情や心の変化をどのように表現 されるのか、心配でしたし、期待もしておりました。悟浄は他のキャラクタ ーに比べて、そういった心と顔の表情に差があるので、その深みを演じるの は難しい事だと思うのです。しかし、その点を平田さんは上手く表現してく ださったと私は思います。

　私は平田さん歴が浅いので（すいません）、不適切な点があるかもしれませ んが、平田さんの声は低音と高音の幅がある気がします。悟浄役では、そう いった声のトーンの幅を上手く使って（ご本人は意識されていないかもしれ ませんが）、メリハリをつけて演じていらっしゃいます。ふざけていいあっ たり、調子にのったりする場面では、低音と高音の行き来がはげしかったり、 シリアスな場面では、言葉遣いがふざけていても、低音で大人っぽく仕上げ ていらっしゃって。ＣＤではまだ話の序盤で悟浄や他のキャラクターの過去 についての話が無く、ギャグ中心ですが、今後のアニメ化やＣＤドラマ化で シリアスな場面が増えていくのであれば、そのあたりのシリアスな言いまわ しや、声のトーンの使い方に注目だと思います。