日にち：２００１年４月７日（土）

場所：大宮ソニックシティ　大ホール（JR大宮駅西口より徒歩３分）

内容：トークコーナー・テレビアニメ特別総集編映像上映・抽選会・じゃんけん大会など

出演（敬称略）：平田広明・関俊彦・保志総一朗・石田彰・草尾毅・森川智之・徳山秀典

時間：
【第一部】三蔵・悟浄 の回；１３：３０開場−１４：３０開演−１６：３０ごろ終演
【第二部】悟空・八戒の回；１７：００開場−１８：００開演−２０：００ごろ終演

　何故だか今回のレポート、難産でした（苦笑）。内容がって言うより志の問題でしょうか。（笑）
皆さんからの投稿レポートを拝読するたびに、「ああ、すごいなぁ。」と。
でもやっぱり自分も書きたいっ。（そしてやっと重い腰を上げる。笑）
ミミズのはったような文字いっぱいのメモ（当日、周囲の方々がめちゃくちゃ盛り上がって いらっしゃる中、ひとり私は平田さんがお話になるたびにメモ魔になっておりました。笑） を頼りに、なんとか記憶をたぐり寄せ、書いてみましたが、お言葉の一言一句までは 正確ではありませんので、悪しからずご了承下さい。（速記とかできたらいいのにな。笑）
　ちなみに幸いにも第一部・第二部、共に１階席で観覧いたしました。

平田さんの服装：
■色（黒っぽいけどたぶん深緑？）のカッコイイシャツ系上着、その中にちらっと見えたのは ■色（たぶんグレー？）の トレーナー系シャツ（もしかして「アルジャーノン」のチラシ写真のお洋服かも、と思いました。 襟の感じが。）、そして■色（たぶんベージュ系？）のパンツ 、靴下は自信ないけどたぶん“白っぽい地に、しましま模様”、 靴は■色（ブルー＆グレーを混ぜて薄くしたような色） に見えました。見えました、というのはライトの加減で正確な色が 判別しにくかった気がしたので。でも、割と前の方の席だったので、色を見分ける確率的には 結構イイ線じゃないかと思います。（靴の色は自信有ります。笑。他は初見でしたので・・・。）

平田さんの登場シーン：
第一部、関さんと草尾さんがお話しされている時に（たぶん平田さんというお名前が出た瞬間）、 「ハゲ。ハゲ三蔵。出番の少ない紅孩児。早く呼べよ。」というお声がどこからともなく 聞こえ（その瞬間の場内の「きゃーーーーっ！」の声の大きさと言ったら！笑）、ビデオを手に 上手からご登場されたのでした。
乱入（？）直前に関さんと草尾さんが話されていた内容が平田さんの悪口っぽかったので 「なんてこと言うんだっ」と。（笑）その後、草尾さんが「どうですか？５２本終えて・・・。」 と話をふられ、「？？？５２本？」。でも実は５０本の間違いで「あぶね〜。引っかかるところだった。」 （笑）。
第二部登場時は「悟浄です。待ちくたびれて酔っぱらっちゃった。」と、夏に続きまたもや “第一部と第二部の休憩時間に呑んだ人”と言うシチュエーション！？（笑）
でもホント、第二部ではご登場までの時間が長かったです。“悟空・八戒の回”なので 仕方ないのですが。

私的にハートに来たひとこと：
　第一部登場後、“５０本終えて”の話の時におっしゃった一言。

「インタビューやらなんやらで、最終回までに（悟浄を）掴むと 言ってましたが、掴みました。」

・・・なんだかとてもハートにキました。カッコイイ・・・。
っていうか、５０本（つまり一年間）のうち、最初のほんの数本はもしかしたら まだ慣れていない部分があったとしても、「掴んでない」をネタにする頃には とっくの昔に掴んでいらっしゃったと私は思いますっ。（ネタですよ。ネタっ。） だって、雑誌等で拝読した悟浄の心理・性格等の分析、すっごく深かったものっ。 あそこまで深く捉えていらしたのは、もちろん役作りのためだったと思います。 絶対、そうだっ。（←何故かムキになっている人。笑）その平田さんの解釈された 悟浄があのお声になって私たちを感動させてくれたのです。だって、（この日も やって下さいましたが）サンジとは違うし、もちろんカーター君やジョーイとも 全く違う、悟浄は悟浄のお声でしたよね。悟浄の生きてきた歴史をすべて内包した お声・・・。だから「掴みました」って言いきって下さったときの感動は計り知れません。 一平田悟浄ファンとしてすごく嬉しいコメントでした。
（感動しすぎですか？笑）

ビデオ：
「（さっき観ていたのは）三蔵メインの？そんなもの観てもしょうがない。」と言いつつ、 「こっちが裏の本編。」と持ってきたビデオ、『霊感商法』（笑）。オチの“焔に売りつける” という三蔵の台詞に平田さんもウケていらっしゃいました。

ＯＰビデオ悟浄編に関しては・・・
「さっき裏で聞いてたらキャーキャーキャーキャー 言いやがって。・・・悟浄のもあるよ。」（最後の一言が、すっごく悟浄だったっ。きゃは）
流れた悟浄オンリーのＯＰビデオは、もう、ホント・・・。ああ、もう一回観たいです。 （曲は『For Real』。私は個人的にこの曲は平田さん＠悟浄っぽいと勝手にイメージ してきたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。）
流れている間、もう、かなり場内がキャーキャーキャーキャー言ってました。 見終わった後、座っていたソファにそっくり返って満足げに足を組む平田さん。（笑）

　でもその後、悟浄の裏（？）テープが有ると言われた平田さんはそれを持って袖に 消えようとしてみたり・・・。（笑）
『漫才師』平田さん＠悟浄が関西弁・・・しかも平田さん＠捲簾が「おすぎですっ！」
見終わった後、「いつ撮ったのよぉ〜。やめてよぉ〜。」（笑）５回もリテイクした 入魂の（？）“おすぎ”なのに「はずかしーい」（テレ）。

その後、紅孩児一行のＯＰビデオを観た後に一言。「ずいぶん無理言って作らせたんじゃないの？ だって紅孩児達の出番全部つなぎ合わせてもこんなにある？」（笑）
（それにしてもホント、ＯＰビデオ、同じ曲にそのキャラオンリーの画像を乗せただけ なのにめちゃくちゃ面白いですねー。だって、一番最初のキャラ名ロゴがデザイン的に 流れるところもそのキャラ名オンリーになっているんです。すごく凝ってた。入魂の作品ですね。）

　保志さんと石田さんが加わってからのビデオ鑑賞タイム。『温泉に行こう』のラスト、 “ロンゲ（髪の毛）を切れば混浴に行ける”という話に、平田さん＠悟浄の 「切りましょうーーーっ！」が気合い入った言い方だった上に かなりハードにエコーがかかっていて、平田さん自身もびっくり＆笑。
「まさかエコーがかかっているとは思わなかった。」の感動のご感想。（笑）

『続・温泉へ行こう』。始める前に保志さんが内容に関して、“悟浄が”ではなく、 “平田さんが”スケベだと言うので、「平田さん言うな。悟浄じゃん。」「平田さんは どこにも出てこない。」とツッコミ。でも、保志さんが（確か）混浴があったら行くか？ という質問をしたら、まんまと「８割方かな。」。しかも「水着で？」という質問に 「水着は邪道」、と。（結局、平田さん＝悟浄＝スケベ？？？笑）
・・・期待された模範解答をついつい答えてしまう平田さんかも。（笑）

　第二部では腰の所にビデオを隠し持っていたのですが、自分で取り出せず、 取ってもらうというハプニング（？）も。でもその一連の動作がなんだか可愛かった（？）です。 そして草尾さんに「平田さん真面目だから、ずっと最初から入れてたでしょう。 ビデオが暖かくなってる。」と言われ、とても素直に「うん。」というお返事。 （きゅん。）

　ビデオを見終わるたびに「このビデオは八戒ネタですね。」とか 「このビデオは誰ネタになるんですかね。」とか、誰のネタなのかということを気にして らっしゃいました。笑。（さりげなく悟浄ネタではないというアピール！？笑）
それから第二部の時、ビデオを見終わってから「未だこの先は作っていないです。」 「これが劇場版になるんじゃないですかね。監督がこの前そう言ってた。」などと ウソ八百。（笑）

サンジ：
場内満場一致の期待に応え、サービス２００％でしたね、平田さん＠サンジ。
「最近、良くどうやって演じ分けているのか聞かれるんですけど・・・同じなんです。 ただ、頭にクソを付けると・・・クソ面白いぜ。」
サンジだっ、そこにいたのは紛れもなくサンジでした。（同じには聴こえないっ。）

眼：
徳山さんに「（最遊記の現場は）最初怖かった。特に平田さん・・・。」と言われ、 「すいません、目つきが悪いもんで。」（笑）目つきが悪いんじゃないですっ。 眼がカッコ良すぎるんですっ。（きゃぁ。）

ＮＧ：
ＮＧ集、声だけなんですけど、平田さんはＮＧを出された時、「すみませんっ！！」 とか「ごめんなさい」とか、誠実なリアクションでした。（そこがまた、カッコイイ。ぽ） 当たり前かも知れないけど、やはり真剣にお仕事をされているんだなぁ、と思いました。
ＮＧ集上映中、袖に消えていた三蔵一行、上映後、ステージに戻ってきて感想を聞かれ、 「身に覚えのないＮＧばっかりでした。」（笑）

ラストのお言葉（抜粋）：
第一部：「どうも有り難う御座いました。イベントも２回目になって、３回目には もっとしゃべれるようになるでしょう。」（司会が保志さんではなく草尾さんだったので しゃべりやすかった、とも。笑）
「今後の予定はここでイベントを一回やります。（爆）」
「（夏の劇場版では）どうも八戒に・・・。」（刺されるしぐさ。）
「夏にはお芝居の方もありますので、あそこら辺（三百人劇場の方角を？指さす）の 劇場に是非いらして下さい。」
第二部：「今日はどうも有り難う御座いました。イベントも３回目、細かく言うと ４回目（公開録音をイベントに入れれば、という意味）になりました。」
「さぼって後半はあまりしゃべりませんでした。」
「私事で恐縮なのですが、夏にうちの劇団の方でお芝居をやります。」
「バカが頭良くなって、またバカに戻る話です。（笑）」
「舞台は口パクがないので口と台詞があっているとか気にしなくて良いので・・・。（笑）」

サインボール投げ：
第一部：客席はもちろん総立ち。平田さんは上手の花道で投げていたらしく、 私の座席からはそのお姿が確認できず・・・。（泣）
第二部：今度はステージ上で投げていらっしゃいました。 スポーツは苦手、とうちのサイトのプロフィールでおっしゃっていますが、 投げているお姿、とってもカッコ良かったです。
たくさんたくさん、遠くをめがけて投げていらしたので、最後はへとへと って言う感じでしたが、一生懸命投げていらっしゃいました。 （立ち位置が徳山さんとお隣で、時折、言葉を交わしながら投げてました。）

　第一部も第二部も、緞帳が下がってきてお姿が隠れ始めると、その下がってくるのに合わせて 両手を下げて下さり、最後の最後まで手を振っていて下さいました。（うるうる）
　いつも感じていることですが、細やかなお心遣いに優しさを感じます。
例えば、皆さんも書かれていましたが、プレゼントの景品紹介の時に、さっとその景品を 持ってカメラの前にしゃがみ、すぐ紹介された景品がスクリーンに映し出されるように ご配慮下さったり。
　それから、この日のつい４日前までタイコさん（横濱夢座『奇跡の歌姫　渡辺はま子』） という役で舞台に立っていらしたのに、この日はやはりどこからどう観ても“悟浄”でした。 （サンジの声をやるときだけサンジでした。）
　それから、夏よりかなり平田さんへの声援が増えたのを感じました。
　また、夏に比べて平田さんもリラックスして楽しく参加されているように見受けられました。
お疲れさまでした。

番外：
　指定席なので、早く行っても席順に関係が有るわけではありません。ではなぜ早く並ぶ人が いるかというと、やはりグッズ購入のためではないでしょうか。
私はあまり早く行かなかったので、入場したときには既に長蛇の列ができており、 その時点でもうすでに「並んでも買えません」状態でした。（開演まで間に合わない、 という意味。）
他のグッズはともかく、パンフレットだけは欲しいと思っていたので、大丈夫かなと 思いましたが、運良く、第一部終了後、外でも販売して下さっていたので、結構、 あっさり買うことができました。

パンフレットは￥１８００とちょっとお高いのですが、それもそのはず、 ＣＤ付きなのです。内容はいつものメンバーのいつもの（ドラマＣＤの初回特典の） ようなフリートークです。なんと２９分２７秒も入ってる・・・。嬉。
一番印象に残っているのは、収録は当然、イベントが行われるより前なのですが、 「今日のイベントどうだった？」とか、あたかもイベント終了後におしゃべりしている かのように会話が進み、最初はごまかしながら、平田さんも「キャパが倍になったからさ。」 とさりげなく堅い情報で応戦（？）していたものの、やはりぼろが出るので平田さんが 「これ以上作って話すのやめよう」と大人な発言。（笑）
あとは“写真チェックで目をつぶっている写真がいっぱいあったので×をたくさん付けた” 話とか。（でも、目をつぶっているお写真もきっと・・・。きゅん。笑）
「悟浄に命を懸けていたので、終わってしまって放心状態（笑）」と言っていたのに、 「カニを食べるまでは僕の最遊記は終わらない」とも。（笑）
フリートークも回を重ねてこられ、今回もとても楽しい展開でした。

パンフレットの方も、印刷だけどサインもあり、写真もあり、コメントもあり。
そして、悟浄、捲簾の名場面＆カッコイイ絵がいっぱい。（特に、髪の毛を切った悟浄と 捲簾がカッコ良くって＆平田さんに似ている気がして、個人的に嬉しかったです。）