私も鑑賞致しました。今回は、意外にも上映している劇場がどの劇場も“吹き替えだけ”ということで、とてもラッキーでした♪。

まずは、物語が始まって直ぐの第一声が平田さんで嬉しかったです♪（笑）。
そして、ジェリーが眠っている犬達を起こして朝ごはんをあげるシーンから、ジェリーがどれだけ犬達を愛しているかが伝わって来ました。(１頭ずつ、ちゃんと名前を呼んでから朝ごはんをあげるからです♪。)
そのジェリーを演じていらっしゃる平田さんは、まさしく“ジェリー”でした。

今回は、平田さんが何の役なのか知らずに鑑賞したのですが、たくさんご出演で嬉しかったです♪。
PC携帯共通BBSへ、えみにゃんさんが書き込みして下さった平田さんとの裏話も、1回目を鑑賞した後に拝見したのですが、平田さんらしくて♪（笑）。

楽しい場面、心温まる場面（特にジェリーと犬達との触れ合いの場面）も、平田さんのお声の演技を堪能できました。
ジェリーの犬達に対する、優しくて愛情いっぱいな呼び掛けや、どうにも出来ないもどかしい心情、ちょっとした気持ちの揺れを、平田さんは見事に演じていらっしゃいました。
中でも、犬達に指示を出す時のお声は、本当に凛々しくてカッコ良かったですし、マヤに対するあの優しいお声（「やぁ…マヤ」とか「僕のマヤ」とか）は、私も正直マヤが羨ましかったです（笑）。

どちらかと言えば、人間に対してより（特に、ケイティに対しては・苦笑）犬に対してのほうが、素直に気持ちを表現できる（笑）という、不器用なジェリーを平田さんが演じていらっしゃる所は、何だかもどかしくもあり、くすぐったくもあり（笑）。
でも、それを感じるのはやっぱり映画を観終わった後なわけで（笑）、鑑賞中は“平田さん”ではなく“ジェリー”なのですよね。
そんなふうに、自然に作品の中へ観ている側を惹き込んで下さる平田さんって、すごいなと改めて思いました。
そして、この素晴らしい作品の人間の（笑）主人公に、平田さんが抜擢されたことがファンとして心から嬉しく、そして誇りに思いました。

今回、この映画の主役は“犬”ということで（笑）、本当に1頭1頭の犬達の演技には脱帽でした！。
特に、美しくて、賢くて、頼りがいのある、誰も（犬達も）が認めるリーダー犬のマヤ。
ジェリーにも、一番の信頼を受けているからこそな場面もたくさんでした。
氷が割れて海中に投げ出された博士を救出する場面とか（あの場面は、お互いに信頼し合っているからこそ出来たのですよね。）、直ぐに戻るから皆を頼む…とジェリーに言われ、彼と飛び去っていく飛行機をジッと見つめる場面は特に。

仲間達を力ではなく信頼で率いている所や、傷ついた自分（リーダー）に代わり、心身ともに成長したマックスに次のリーダーを引き渡す場面もでした。
そのことを他の犬達が受け入れたことが、観ていて分かったマックスと中間達の１場面…少ない食料を、他の犬達がマックスの前に集めた場面です。
…置き去りにされた最初の頃は、食料を確保できなかったマックスが仲間に分けてもらおうと近づくと、相手に激しく拒否されていたのに（苦笑）。
そういう一つ一つの細かい演技が、本当に上手いな、素晴らしいな、と思いました。

切ない場面では“これはドッグ・トレーナーが指示しているんだから”と、一生懸命に思ってみたり（苦笑）。
オーロラを犬達が追っていく場面は、オーロラも月も綺麗過ぎて感動でした。
基地の部屋の中に犬達が入って、まったりとソファーで寛いでいたりという場面は、とても微笑ましかったです。
思わず、“外犬なのだけど、その気持ち…分かるなぁ”と思ってみたり（私も実際にそんなことをやっていました・笑）。
1シーン、すごくドキッ！っとした場面がありましたが、そこは観てのお楽しみ（？・笑）ということで（笑）。

涙が溢れた場面も多く、想いがいっぱい交差する作品でした。
実は今回のこの作品、大好きなディズニーの実写版なのですが、正直スルーしようと思っておりました（苦笑）。以前鑑賞した日本版『南極物語』が頭を過ぎったからです。
でも、平田さんがご出演と伺って、これも運命…と（笑）、鑑賞したのですが、愛情、信頼、絆、大自然の美しさと厳しさ、そして映像の素晴らしさ…どれを取っても、さすが実写版が上手いディズニーだなと思える、スケールの大きさと演出の上手さに感動でした！。
オリジナルの日本版『南極物語』とは別なもの…と考えれば、心から鑑賞して良かったと思いました。（実は2回鑑賞致しました・笑）

最後になりましたが、平田さんがこの作品にご出演して下さったことに、お礼を申し上げます。
お陰さまでまた一つ、心に残る素晴らしい映画を観ることができました。本当にありがとうございました。

ずっと頭の中に細々と残っていた日本版の記憶を追いやり、此処の皆さんの書き込みも忘れ(ぇ)、やっと観てまいりました。上映館が近くにあって良かったです(笑)

冒頭、第一声から小さく歓声とガッツポーズをし(笑)、あんなに沢山平田さんのお声が聞けて嬉しかったです♪

仕事には厳しく(当然でしょうけれで)、でも犬に溢れんばかりの愛情を持って接しているお声のトーンにこちらも幸せでした。(マヤが羨ましかったですよね、えみにゃんさん/笑)
本当に犬を「仲間」「パートナー」として大切にしているんだなぁー、というお声でした。

それでも、そんな大切な犬達を置いていかざるをえなかった時の悲しみや犬を思う時の苦悩が、実際に私もその場にいて感じているような気さえしました…それだけ、悩み苦しむ平田さん＠ジェリーに感情移入していました。その分、基地に行けるとわかった時の嬉しそうな表情が、こちらも嬉しくなりました。平田さんのお声もとっても嬉しそうに感じました。

基地にやっと戻ってジャックの亡骸を見つけた時のお声に悲しみと無念さを、氷原の彼方から駆けてきたマックス達に喜びを感じ、私も悔しくなり喜びました。
そして…えみにゃんさんの言うように、マックスに連れて来られたある場所での彼(ﾏｯｸｽ)への言葉のお声の揺らぎには、私も思わず目頭が緩みました。その直後では……新たな感動にまた涙腺が緩みました。

人間側のドラマでも、うまく気持ちが伝えられない歯痒さがよく出ていたように思いました。最後は…犬達と同様に成就してました(笑)その時の犬の行動が、私的には可笑しかったです(笑)

犬達についてですが。
彼等には台詞がありませんが(当然ですけどね)、彼等の鳴き声・表情・仕草に頭の中に台詞が浮かんできて、時に微笑ましく、ハラハラし、見入っていました。人と犬との絆の深さを改めて見た気もしました(犬好きって事もあったかもしれませんが)。


…観終えた感動を全てお伝え出来ていない気もしますが、えみにゃんさんやゲストの皆さんが書き込みしてくれているので、それも合わせて読んでもらえれば、この映画がどれだけ素晴らしいのかわかると思います(…なんて他力本願な…)

とにかく、まだ観ていない方々が一人でも多く観られるといいなと思います。
この映画は犬好きな人も…勿論平田さんファンの人も楽しめる映画だと、自信を持ってお奨めします！

初日の初回上映回を張り切って観て来ました。

事前に吹き替え上映館を探したのですが、神奈川は結構あるのに東京は数箇所調べてみた私の行動範囲の中では見つけられませんでした。汗。各都道府県、皆さんが無事に吹き替え版を鑑賞することができるようにと祈るような気持ちになりました。

まず最初、冒頭の場面で楽しそうなお声。携帯共通BBSにも書きましたが、配役を教えて頂いていなかったので冒頭場面でお声が聴けて「あ、この人の役なんだ！」って思った時、期待いっぱいで嬉しくなりました。

その期待通り、たくさんお声を聴くことが出来ました。
仕事に関しては非常に真面目で知識もあり（もちろん南極ですから、そうでなければ隊員になれない、厳しい場所なのでしょう。）、意見もきちんと言ったりするのですが、これが対・犬になるとお声のトーンがとっても優しくて、犬たちに話している声を聴いているだけでなんだか癒されるような気すらしました。笑
（特にマヤは可愛がられていて羨ましいですよね。＞ALL。笑）
博士に犬の紹介をする場面、一匹一匹丁寧に、まるで学校の先生が生徒一人一人を知っているかのように紹介をするジェリー。ただの「犬」ではなく一匹一匹が大事な仲間、という事が感じられました。（だからこそ、私たちも戻って欲しいと思えるのですね。）
犬の事は一匹一匹その性格まで良く知り尽くし、深い愛情を持ち、また、チームで行動する時の指示の声は鋭く的確です。
そして、博士にいろいろな事を説明する中で、私たちも南極の事をいろいろ知ることができます。
博士を全力でサポートし、犬たちの力を最大限に発揮させて基地に戻って来るけど・・・。

南極を知り尽くすプロフェッショナルとして仕事をやり遂げる姿も素晴らしいけど、犬を結果的に置き去りにするしかなく、その後、悩む姿も、平田さんのお声の中に微妙な心の揺れまで感じられるようでなんとかしてあげたいと思ってしまうのでした。
どうしたいか、どうできたらベストなのか、という事は分かっていても、それができないさまざまな事情。いろいろな人と話もして考え、ひとつの答えが出た時、顔の表情も爽やかでしたが平田さんのお声も実に爽快な、晴れやかな感じでした。

やっと実現にこぎつけ、戻ってからの出来事。
私が一番感動したのはラスト近く、ある場所に連れて行ってくれたマックスに掛けた言葉のお声でした。
あの声の揺れ具合にはどう我慢してももらい泣きしてしまいました。あの場面だけでももう１回観たいです。

犬たちを深く愛しているからこそ、犬の気持ちが分かり、人間に対するのと同じように相対する。その丁寧な感じが平田さんのお声にもとても感じられて、より一層、この作品に入り込めたような気がします。

***
その他のこと。

・劇団昴の金尾哲夫さんや、ER吹替共演者の方もご出演でした♪
・犬とのことばかり書きましたが、人間の女性との「ラブ」もちょっとだけあります。笑。その、なかなかうまく伝えられないちょっと不器用な感じも良かったです。
・博士の子どものことも出てきますが、この映画はいろいろな「愛」がテーマなのかなと感じました。
・それから、犬たちが本当に演技している感じでビックリしました。パンフレットにいろいろ書いてあったので興味深く読みました。
・話の展開を細かくは知らずに観に行ったので、とてもハラハラどきどきしました。（ストーリーの一般的に有名な部分は仕方ないとしても、あまりネタバレしないで観る方が楽しめる映画かもしれません。）マヤたちが恐ろしい敵に出会う場面は心底驚きました！

・フジテレビで放映された日本の『南極物語』も終わり近く少しだけ観ました。（←平田さんのご出演はありません。）
日本版はナレーションが劇団昴の故・小池朝雄さんなんですね！
それから、『假名手本ハムレット』で平田さんと共演された留爺こと内山森彦さんのお名前も見つけました。
なんだかそんなご縁みたいなものが嬉しく感じました。
（日本版の方がどちらかと言えばドキュメンタリーに近い感じ？）

なんかまだ書き忘れている気もしますが・・・。
ともかく、平田さんのお声によってジェリーをとても魅力的に感じ、また、犬たちをいとおしく感じることができました。（平田さんも犬好きと聞いているから余計にぴったりな役のような気がしてしまいますよね。＞ALL）
映画のエンディングの最後の最後の日本語吹き替え配役のテロップを楽しみにしていました。『パイレーツ・オブ・カリビアン』の時にもそうしましたが、最後まで席を立たずにそのテロップをじっくり見ました。なんだかじーんと感動しました。
この映画のジェリーを平田さんのお声で観ることができて本当に良かったです。

南極物語劇場公開初日ですので特設掲示板を立てます。
ご覧になった方で長めの感想を書いて下さる方はこちらの掲示板に是非書き込み下さい♪