00/9/15 ＥＲ−フレンズ・合同試写会
99/8/27 ＥＲイベントin徳間ホール
99/4/17 ノア・ワイリー来日イベントreported by カーターファンさん

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＊掲載させて頂いた写真はご本人の許可をいただいていますが、
写真の他所への転載、二次利用などはご遠慮くださるようお願いいたします。
また、このページの写真はデジカメでなく普通のカメラで撮ったものなので（？）
画質が少し落ちてますがご了承くださいませ。（汗）

'00 ＥＲ−フレンズ・合同試写会

　00/9/15、敬老の日。新橋の徳間ホール外の階段には、長蛇の列ができていました。 ワーナーさん主催、ER＆フレンズ合同試写会（DVDビデオでーた（角川書店）９月号告知）が 催されたのです。１００組２００名限定のイベントです。
　１４：００開場、１４：３０開演。そう、試写会に先駆けて、我らが平田さんのゲストトークが １４：３０から始まりました！
　ゲストにどなたがいらっしゃるのかは告知されていなかったので、司会の方の「ERのドクターカーター、 フレンズのジョーイ、両方の番組に出演されている平田広明さんです。」のご紹介に、 会場から軽い喜びのどよめきの声が挙がりました。そして登場された平田さんは・・・ うすい緑（上品で落ち着いた感じの）でコーディネイトされたらしく、上は その色を基調にしたおとなしめのアロハシャツ（←マイブームなのでしょうか？？？）、 そして黒のズボンに、深緑っぽい靴下とうすい緑色ベースの靴。・・・夏が終わり、秋を そこはかとなく感じるちょっと静かな海、っていう感じ（作りすぎ！笑）の服装でした。 ちなみに、シャツは長袖。でも、何となく涼しげ。平田さん、暑がりではないようです。

　ご登場の第一声は「こんにちは。」
司会の方が「ご紹介したら一部からどよめきが・・・。」とおっしゃったのを受けて、 静かな落ち着いたお声で「一部から。」（きゃは、なんだかのっけから鋭いつっこみ！？笑） 慌てて「いえ、全体的に」と言い直されていた司会の方が面白かったです。
・・・ってゆうか、ファン層が年齢的に高いのでしょうか、場内が本当に静かで、 ほとんど平田さんのお声と司会の方のお声、そして、カメラのシャッターを切る音しか 聞こえません。（あ、時々静かな笑い声は聞こえましたが。）
なので、どよめきも軽かったのですが、もちろん会場全体が平田さんのご登場に好意的で 拍手の音は大きかったです。

＊ERとフレンズの収録現場の様子＊

この質問に対しての第一声はにこやかに「違いますね！」
両方とも現在５シーズン放送中の６年目、吹き替え収録もほぼ同じ時期に撮り始めた、 にもかかわらず（？）現場の雰囲気は全く異なるそうです。

＊ERの現場＊

多いときには４０人が収録に参加、大きいスタジオだけれども補助椅子まで用意されて いるとのことなので、かなり他の番組に比べて参加人数が多いのでしょう。
そして、３本のマイクに入れ替わり立ち替わり入って、６〜７人がいっぺんにしゃべるので、 ミキサーさんが声の上げ下げをする関係もあって、誰がどのマイクに入るのか、 次の人がどっちから入るのか、ということまで決めて収録が行われ、役を演じる以前に マイク探しの戦いが激しいとのこと。 それ（次の人がどっちから入ってくるかという段取り）を自分が覚えて、左から誰かが 入って来るというので、左手に持っていた台本を右手に持ち替えて計画通りに動こうとしたら、 なぜかその人が逆から入ってきて、あらららら・・・ということもあったとか。（笑） （身振り手振りを加え、楽しそうな表情でした。うふ）

＊フレンズの現場＊

同じスタジオだけども狭い方を使って和気藹々とした雰囲気の中で収録されているそうです。 主人公の６人がほとんどメインで、ゲストは人数もセリフも少ないとか。 それでもやはり３本マイクに動きながらの収録なんだそうです。 （テンポが速い作品だから、とも。）
　３シーズン目あたりからだんだん気づいたこと・・・向こうのキャラクターと こっち（声優さんたち）のキャラクターがすごく似てきていること・・・ 「今日は欠席裁判ＯＫとのことなので・・・（笑）」と言いながら（この時、いたずらっぽく 目が光ったのを私は目撃しました。笑）、Ｒ・ＦさんやＳ・Ｕさんがキャラと似ているという 逸話を楽しそうに教えて下さいました。（会場限定の欠席裁判、という意味ではないかと 思うので詳細は書きませんが、是非フレンズをご覧になって想像してみて下さい。笑）
　「良いキャスティングだねってみんなで言っているのですが」 （まさに皆さん、はまり役という意味！？）、その後に続く説明・・・平田さんのジョーイが 「バカキャラ」（失礼な！笑）で「ちょっと ここ（頭）が弱くて」「筋肉でものを考えるタイプ」 だから、「僕だけは（ハマリキャラという意味では）違いますね。」と言ったら、 「何、言ってるんだ、おまえが一番ぴったりだ！」と言われたとか。（笑）

＊今シーズン（第５シーズン）のカーター君＊

　この日現在で放送中なのは第５シーズンでした。（そして試写会では、この時点で 未放送の５シーズン最終話も見せて頂けました。）それで、「今シーズンのカーター君に 関していかがでしたか？」の質問に、まず「カーター君が前面に出て来て大活躍と言う印象は そんなになかったですね。」と。（でも、病院外エピソードはありましたね。カーター君が 脱臼しちゃったあの回。きゅん）そして、３シーズンぐらいまでのカーター君の役割 （カーター君は原作のマイケル・クライトンがモデルであると言われているインターンで、 その行動は視聴者の視点で描かれていて、カーター君の目から見た作りだった）と、 ５シーズンのカーター君の役割（医学生ルーシーの監督で、かつてのベントン先生 のような感じ。一歩引いた所から見るような立場。）を比較されていました。
また、最初の５・６本はカーター君が髭面だったことにも触れられてました。 「皆さんどうですかね？？？」と、カーター君の髭顔に関して客席に呼びかけてみたり。 （うふ）平田さんは「僕はあまり似合わないと思いました」と。「仕事上のことになるのですが、 髭があるとどこに口があるのか分からなくて合わせづらいんですよね。」とも。 （でも、観ている人も、口が見えないから逆に好都合だったかも？？？笑）

＊ＥＲ第６シーズンに関して＊

「第６シーズンの吹き替えは始まってますか？」の質問に「はい、始まりました。」
この時点で５・６本が収録済みだそうです。
「どんな感じですか？」の問いには「僕自身も先のことは良く分からないのですが･･･」 と言いつつ、「後半にたいへんな、重たいエピソードがあって、カーターも絡んでくるので 覚悟するようにとプロデューサーにも言われています。」とのこと！（うわぁ･･･なんか 観るのが怖いような気がしますね。）
　また、「６年目に入ったけど、クォリティーが落ちていない」ことを挙げられました。 最初からスピード感があって、凄くリアルで･･･持続できないだろうと思っていたら ４シーズンの最初で生放送をしてみたり、向こうも慣れが来ない工夫をしているし、 ルイス先生やロス先生がいなくなったり、「･･･これからも何々さんがいなくなったり、 新しいメンバーが入ってきたり･･･。」（本当に“なになにさん”っておっしゃってました。笑。 さてどなたでしょう。）また、新しいメンバーも負けず劣らず凄いキャラで、 楽しめそう、とのことです。
　私たちが（再放送でなく）初回放送を楽しみにしているのと同じように、平田さんもまた、 「毎回、台本をもらった時にワクワクして観ています。」とのことでした。 （でも、それって台本片手に英語でご覧になるんですよね、当然。まだ字幕も付いていないし。 おおおーーー。尊敬の眼差し。）

＊フレンズに関して＊

　時にはシビアな内容もあるＥＲと比べるとフレンズは「まるっきり逆」、「肩の力を抜いて」観られる作品、 「何の教訓も何のメッセージもありません。」し（笑）、「ただへらへら笑ってくれれば良い」とのことでした。 （試写で２本見せて頂いて、確かに肩の力を抜いて笑って楽しめる作品でした。 でも、決して薄っぺらな訳ではなく、見終わった後に思いっきり笑えた爽快感を感じ、 それから少しだけ心の奥に何かが残りました。ジョーイのお母さん思いなところとか、かな？）
また、「アメリカ人はばかだなぁ、良くくだらないものを真面目な顔して作るなぁ」（笑）と思いながらも、 「エネルギーをひしひしと感じた」し、「作り手が楽しんで作っているものを観るとこちらも 楽しい」ということを感じたそうです。
　ＥＲと違うのは「テンションの高さ」、「ノリを大事にしている」ところだそうで、 「アフレコもノリノリ」で「細かい芝居もするけど“勢いだ！”みたいな所もある」とのことです。 「（ＥＲと）同じ会社が作っているとは思えない作品ですね。」とも。（確かに！）

今回のビデオ化にあたって１シーズンを撮り直しされたことに触れ、一番最初に撮った５年前とは 少し事情が違うことなどもお話しされました。
５年前、ＥＲのオンエアーは年末の５本のみで今のように知名度がなかったこと。 フレンズの第17話のジョーイとカーター君の共演＝つまり二役アテるかどうかに関して、 ディレクターさんから「ＥＲのこのドクター（＝カーター君）は聞くところによると 君がやっているらしいが（二役）やるか？？？」と聞かれ、「演じ分ける自信がないので ご辞退申し上げます。」って、例えば言ったとして、その場合に誰がカーター君を やるんだろう？と思ったら、「やります、やります！もう、任せて下さいっ！」と 返事をしてしまった（カッコイイ！きゅん♪）と言うことでした。 （それだけ、実はカーター君に思い入れも深いのではないかと思います。）
　前の時（５年前）は二役やっても他のメンバーの方々にも何も言われなかったのに、今回撮り直すにあたっては、 「平田ぁ、見せてもらおうじゃないか。」（←ちょっとコワイ。笑）と言われ、 「僕としては完璧に演じ分けたつもりなのですが、某・水島裕さんに『同じじゃないよ。』（同じ という意味。あきれたような口調で!?笑）と言われました。」（笑）とのことでした。 「じゃ、その辺もじっくり見せて頂きましょう」と司会者の方が意地悪そうに（？）おっしゃった ので、平田さんは下を向いて照れていらっしゃいました。（笑）
ゲストトークはここまででおしまい。平田さんのラストのご挨拶は 「どうも有り難うございました。ごゆっくりお楽しみ下さい。」でした。
そして大きな拍手に包まれながらご退場されました。（わーーん。←泣いてどうする。笑）
全体的に平田さんも静かに語られていたので、さながら（ＣＭの入らない）某「徹子の部屋」の ようでした。実にあっという間（約２０分間）のトークショーでした。

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トークショーに続いて試写会です。
まずはＥＲ。第５シーズン最終話「明日への期待」（この時点では未放送）を吹き替えで。 大きいスクリーンで立派な音響施設で平田さんの吹き替えを観られるのはやはり嬉しいです。 （既に放送されましたが、カーター君が学生のアントワンに激昂する場面が特に良かったです。 それから、ジェニーの“何が自分に起こったかではなくて、それに対してどう対処するかが 大事”って言う場面もじーんとしました。）

　休憩を挟んでフレンズ。第１３話「目には目を歯には歯を」と 第１７話「ＥＲドクター登場！」 が上映されました。（もちろん吹き替え版！）
平田さんがおっしゃっていたから、と言う訳ではなく、本当に面白くてついつい笑って しまいました。（おっしゃっていたようにノリノリな感じで、平田さんも楽しくアテられている んだろうなーって思えて、自分もついつい嬉しくなってしまいました。）

ジョーイ、すっごく平田さんにハマリ役かも！（“おばか”だからじゃなくて！） なんて言うか、カッコイイのにちょっと可愛いっぽくてお茶目なところが･･･。きゃは。 マット･ルブランクのちょっとセクシーっぽい目の感じとかも似ている気がするし･･･。 観ていてものすごく一体感を感じました。
カーター君と平田さんもものすごくぴったりはまっていて、上品で知的な声だからだなぁと 思っていたのですが、ジョーイのちょっと抜けてて人が良さそうな感じもこれだけぴったり だっていうのはすごい事じゃないかと思いました。え？１７話のカーター君似（笑）の ドクター・ローゼンとジョーイの演じ分け？？？もっちろん、完璧でしたよぉーー！ 嘘だと思ったら是非是非ご覧ください。二役だなんてこと、ついつい忘れちゃいますから！

　終了後、アンケート用紙を提出してお開きなのですが･･･。アンケート用紙に密かに 印が付いていて、何と私はフレンズの携帯ストラップ（首から下げるタイプ）が 当ってしまいました！（ラッキー！！！）この日のお土産は他に、ＥＲピルケース（日本語なら 薬入れですね。笑。ロゴ入り手のひらサイズ。）と、ロス先生のポスター（裏にロス先生メイン ＥＲ双六付き。これはもしかしてジョージ・クルーニー来日イベントの際にも配られたのかな？） でした。
　今回は舞台上での抽選会とかはなくて、平田さんが壇上にいらした時間が短くて残念でしたが、 実はこの日の次のお仕事までの時間があまりなかったとのことで、終了後、急いで次の現場に 向かわれたと思います。人気者ゆえにハードスケジュールですね！お疲れ様でした！＞平田さん。