横濱夢座『奇跡の歌姫　渡辺はま子』は01/04/03、無事に千秋楽を迎えました。
実行委員としてスタッフ業務をさせて頂いた私は、ちゃっかり関係者の皆さんに
平田さんに関するコメントを頂いたのでした。
素敵なコメントばかりでとても嬉しく、感涙ものでした。
このようなコメントは他では見られないものと思います。
じっくりお読み下さいませ。

名取敏行さん＠プロデューサーさんよりメッセージ：
「実は一番最初に心配したのは、今の若い子にどうやって見せるか、年輩の人たちは だいたい分かるんだろうけれども、今やる意味がどういうところにあるのか、今の若い子達に 渡辺はま子をどういうふうに見せてあげようか、見せたいのか、それを話し合ったのが 一番最初でしたね。結果的にお客さん達は年齢層が高い人たちだったけど、若い人たちにも たくさん観て頂いたので、作品自体が平田さんのファンのように若い子達にどのように 伝わったのかという感想を聞きたいというのが今の私の本音かな。
（ひらたでーたのレポートを読んでいただき・・・）
ひとつは平田さんのファンである（ということが伝わってきた）ということと、 戦争ということ、渡辺はま子をよく理解して頂いた、というのが分かりましたね。 そういった意味では若い子達にも、「ウケた」というのではなくて、分かってもらえた という気がしています。（「そういう意味では成功したと？」）成功でしたね。
彼は実は前回（の横濱夢座公演）にも出ていただいて、その時から非常にシャイって 言うかな、非常に繊細な人だ（というのが分かっていた）から、芝居は非常に二枚目 なんだけども、芝居を離れて役者としても非常に人に気を遣わないようで気を遣う人だから、 私としてはなるべく逆に彼に気を遣わないようにしていた、彼はやっぱり与えられたことは きちんとやる人だから有る意味では安心していた、というところですね。もちろん期待に 応えてくれたので、できれば、彼が望んでいるかどうかは別として３回目も４回目も （夢座公演が）有れば彼に出ていただきたいと思っているのは確か。
彼は芝居に対して真摯だよね。それ（真摯というの）はプロとしての自覚かな。それとやっぱり 自分の好きなことをやっていると言うことでしょうね。」（談）


遠藤吉博さん＠演出家さんよりメッセージ：
「素敵な役者さんでした、本当に。もう、感服しました。それで、一緒に作っていて 面白いし、また今度機会が有ればどっかでご一緒したいなと、こっちからお願いしたい ぐらいの役者さんでした。
（タイコさん役に関しては）位置付けで、彼の活きどころって言うのが難しくて、 彼を活かせるところはないかなって思ってましたから、そういう意味では脚本よりも 膨らませたつもりなんですけれども。本当に良かったです。」（談）


加藤一郎さん他＠照明さんよりメッセージ：
（最初にご挨拶した折、ひらたでーたを御覧になっていると のことでした！嬉）
クリスマスキャロルやアルジャーノンなど、昴の照明にも 入っていらっしゃるとのこと。
（宮内さん、小宮さん＠ＳＬＳと三人でどんなコメントにするか ちょっと揉める。笑）
「ここで褒めるのが口惜しくて。（笑）」（談）
この一言に全てが凝縮されているように感じました。（笑）
その後、アルジャーノンのことにもお話は及んだのですが、 “オフレコ”ということでした。（笑）（ちらっとバラしてしまえば、 愛情のあるコメントでした。うふ）